注目度★★★★☆
|
十畳一間に、淫魔が来る。 その姿は、人間が一目と見てしまったら、正気を失い自我が崩壊するほどに美しく、主人公も思わず呼吸を忘れて足を止め、その立ち姿に魅入ってしまった。 しかし、大の人間嫌いであり、そしてヒトのことを虫けら同然の下等生物だと思っている恣紫は、主人公の姿を目に収めると、苛立ちのまま殺気を剥きだしにして近づく。 主人公は、目の前の淫魔が自分を殺すために近づいている事を理解するが、その圧倒的な美貌と威圧感に足が竦んで動けず、むしろ恣紫が近づくほどに、強烈な魔力にあてられてより魅了を深められてしまう。 殺される、逃げなければいけない──と考えることすらできなくなり、棒立ちのまま失禁する主人公。 そこから何とか、間一髪のところで正気を取り戻すことができ、必死に恣紫から逃げ出そうと踵を返して走り始めるが、腰が砕けてしまってはそれも叶わない。 もう駄目だ、と死を覚悟する主人公だったが──しかし、淫魔の魅了を振り払い、逃げ出そうとした貴方の行動に、恣紫は驚いたような表情を見たまま、何も攻撃しようとはしない。 それどころか、突然今までの行いを謝罪したかと思うと、恣紫は深く微笑んで、貴方に向かい「友達になってほしい」とお願いした。 これは、平凡な人間である『僕』と、孤独なほどに美しい唯一不遜の淫魔王である恣紫が、親友と呼び合うようになるまでのお話──。人物紹介 ・淫魔は姿を自由に変えられる不定形な生物であるため、本来は彼女にも性別というものはない。それ故に、普段は動きやすい男の姿で生活しているが、主人公をえっちに誘う時には、主人公のちんぽに媚びるためだけに、その姿を雌らしく肉付いた美女のものに変貌させる。 ・人間を誑かすことに長けた淫魔の中でも、特に強力な魅了の力を有しており、人間がその美貌を一目見てしまうと、それだけで自我を失って彼女の奴○になってしまう。 ・しかし人間のことはひどく嫌っており、そこに居るだけで殺意を向けることすらある。が、主人公にだけは好意を抱いており、”親友”と呼んで付き纏う。 ・その過去や出生には謎が多い。所々に子供っぽい部分が見え隠れするのには、知られてはいけない事があるらしいが……。内容説明
|
