注目度★★★☆☆
TheToplessBoxing-#13-RinkahVSCharlotte-透魔の地での戦いは、常に綱渡りだった。 白夜と暗夜―― リンカとシャーロッテの関係も、その例外ではない。 戦場では背中を預ける。 些細な言葉の行き違いが、火種になるには十分だった。 補給の遅れ、訓練内容への口出し―― 「あんたさ、力はあるけど融通が利かなすぎるのよ」 その一言で、空気が変わった。 リンカの足が止まり、ゆっくりと振り返る。 「黙れ。お前のような下衆な女に言われる筋合いはない」 まさに、売り言葉に買い言葉。 「へえ……言ってくれるじゃない」 このままでは、間違いなく乱闘になる――そんな時だった。 路地の奥で闇に紛れていた男が、二人の様子を面白そうに眺めながら拍手を打った。 「いやぁ、いい目をしてる。どっちも、相当‘殴れる’よな?」 兵たちが警戒するより早く、男は低い声で甘い言葉を続けた。 「……ここで暴れるのは、もったいないと思ってな。 薄暗い路地で、男はそう言って笑った。 「なんのこと?下らない話なら、あんたから先にぶん殴るわよ」 シャーロッテは煩いとばかり、男へと構えを取る。 「ボクシングさ。地下闘技場へ出ないかって話だよ。 シャーロッテの目が、わずかに光る。 「……いくら出るの?」 「勝てば一晩で、兵の給金一年分だ」 「ふーん……悪くないじゃない」 「……シャーロッテ」 そこまで黙って聞いていたリンカが、低く言った。 「やめろ。そんなものは戦いではない」 シャーロッテはしかし振り返りながら、にやりと笑う。 「あら?誇り高き戦士様は、拳一つの勝負が怖いのかしら?」 「怖くなどはない。だが、言葉は選べ。それ以上言うなら容赦は無しだ」 「――ふふん、悪いけど選ばないわ」 シャーロッテはリンカに一歩近づくと、その後を続けて言った。 「だって、私。――あんたが‘逃げる女’だなんて、思いたくないもの」
かくして両者の闘いは、いつの間にやら地下闘技場での闇ボクシングに移行。
■収録内容:基本CG25枚・差分込み合計88枚収録 ■参考解像度:XGA準拠(モニタ閲覧サイズ)
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